Nonlinear(非線形)な BANI の世界では、多くの物事が「制御不能」に見えます。
制御不能とは、原因と結果の関係が不均衡になり、予測できなくなる状態を指します。
たとえば、慎重に作り込んだ意義高いメッセージがまったく届かない一方で、どこかで撮影された“よくわからない動画”が突然バイラル化し、何億円もの売上につながってしまう……。
アルゴリズムで駆動する現代のソーシャルメディアは、まさにこの「非線形性」を象徴しています。
「努力したのに報われない」
「適当にやったことが、なぜか評価される」
日本人(特に仏教的価値観に馴染んだ文化圏)にとって、この“因果応報が否定されているように見える状況”は、とてもつらく感じられます。
しかし、原因と結果の規模が大きく異なるために、因果の連鎖が単に“見えづらく”なっているだけ……その可能性があります。
丁寧に分析していけば、一見些細な“蝶の羽ばたき”が、結果的に大きな竜巻を引き起こすこともあるのです。

※投影資料は変更となる場合があります。
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「この先どうなるのか、まったく読めない。」
多くのリーダーが抱えるこの感覚を体系化したのが「BANI」。
Brittle(脆弱な)
Anxious(不安な)
Nonlinear(非線形な)
Incomprehensible(理解不能な)
そして、この混沌を生き抜くための行動指針が「Positive BANI(BANI+)」。
Bendable(しなやかな)
Attentive(気配りのある)
Neuroflexible(神経の柔軟な)
Interconnected(相互接続の)
このふたつの新しいフレームワークを、ゼロから丁寧に解説。
これからのリーダーシップの本質を、くっきりと浮かび上がらせます。
BANI: VUCAの次に来る“BANI時代”を読み解く
―不確実性をチャンスに変える思考法―
2025年12月10日(水)19:00-20:30(オンライン開催)
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