Incomprehensible(理解不能)な世界を生き抜くために必要なのは、ソクラテスの「無知の知」と、それを起点とする「新たな知識の獲得」です。
自分に理解できないからといって、他者にも理解できないとは限りません。いつもの仲間からは答えが得られなくても、世界中を探せば、“知っている人”は存在するかもしれないのです。
まさに「ブラックスワン(黒い白鳥)」のように。世界は広く、適切な人にさえ聞くことができれば、答えは見つかる可能性が高い。
理解できないことに対抗するための鍵は、視点・場所・人生経験・文化の異なる人々のネットワークとつながり、相互に学び合う姿勢 です。
多様な思考と視点と経験を持った人々と積極的に関わり、その視点に謙虚に耳を傾けること。そして、その前提となるのが、「自分は知っている」という思い込み(ジャメイ・カシオはこれを「無知の知」と呼びます)の排除です。
それが「Interconnected(相互接続)」の本質であり、フルスペクトラム思考の核心。
これも、“プロレス”に例えて説明しようと思います。

※投影資料は変更となる場合があります。
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「この先どうなるのか、まったく読めない。」
多くのリーダーが抱えるこの感覚を体系化したのが「BANI」。
Brittle(脆弱な)
Anxious(不安な)
Nonlinear(非線形な)
Incomprehensible(理解不能な)
そして、この混沌を生き抜くための行動指針が「Positive BANI(BANI+)」。
Bendable(しなやかな)
Attentive(気配りのある)
Neuroflexible(神経の柔軟な)
Interconnected(相互接続の)
このふたつの新しいフレームワークを、ゼロから丁寧に解説。
これからのリーダーシップの本質を、くっきりと浮かび上がらせます。
BANI: VUCAの次に来る“BANI時代”を読み解く
―不確実性をチャンスに変える思考法―
2025年12月10日(水)19:00-20:30(オンライン開催)
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